フレッツ光ライトとは?ライトユーザーに特化した料金プラン

フレッツ光通信 フレッツ光

2017年現在、日本でのインターネット回線は光回線が主流となっています。
NTTの提供するフレッツ光が最もポピュラーなインターネット回線ですね。

インターネットの通信料は基本的に定額の月額制での支払いとなります。

定額なのでどれだけインターネットを利用しても月額利用料は変わらず、利用する側としては使いやすいシステムといえます。
しかし、インターネットの利用時間は極めて少ない、例えばPCを開いてインターネットを使うのは週に1回程度や、1日に1時間も使わない、という少ない利用のユーザーには定額だと利用料金で損をしているような気になります。

このような不平等感を解消するため、利用量が少ない時は安価な月額料金となり、ある程度まで使うと月額料金が上がるという段階定額サービスの利用プランを採用しています。
NTTの場合はこの段階定額サービスを【フレッツ光ライト】と呼びます。

本稿ではフレッツ光ライトの詳細と、通常の定額制のプランとの違いなどを解説します。

一般的なフレッツ光の定額制の料金体系

通常、インターネットの月額利用料金は【回線契約料金】+【プロバイダ料金】の合計となります。
NTTのフレッツ光を回線に選んだ場合も別途でプロバイダ事業社と契約する必要があります。
これは回線契約が自宅の前に線路を引くことで、プロバイダ契約は自宅に駅を作るようなイメージです。

プロバイダ事業社は多く存在し、その選択肢は豊富です。事業社によって独自のオプションサービスがあったり、契約から1~2年は月額料金が割引のような料金サービスがあったり、契約時に数万円のキャッシュバックがあったりします。

やはり大事なのは月額料金ですが、その点はあまり大差がありません。1つの料金例としてフレッツ光で、プロバイダが【@nifty】の場合、プロバイダ料金は月額1,000円です。
フレッツ光は一戸建てでの契約の場合はファミリータイプとなり月額は4,600円です。
つまり4,600円(回線料金)+1,000円(プロバイダ料金)=5,600円が月額利用金となります。

マンション、アパートなどの集合住宅での契約はマンションタイプとなり回線料金に違いがあります。
フレッツ光を契約した際、住んでいる住居が一戸建てか、集合住宅かによって料金が変わります。
料金の詳細を以下の表にまとめました。

住居の状態 プランの名称 料金
一戸建て ファミリータイプ 4,600円
集合住宅(大規模) マンションタイプ プラン2 2,850円
集合住宅(中規模) マンションタイプ プラン1 3,250円
集合住宅(小規模) マンションタイプ ミニ 3,850円

この表の料金はあくまで回線費用の数字のため、プロバイダ料金が別途で必要になります。
さらにひかり電話などのオプションサービスを利用すると別途で月額料金が発生します。
上記の表はNTT東日本の料金です。提供エリアがNTT西日本の場合は多少の差異があります。

新規契約で利用開始の際は回線の開通工事が必要になるため別途で工事費などの初期費用が発生します。このため新規申し込みの際は別途で発生する初期費用も考慮する必要があります。

表を見ればわかるように、一戸建ての場合が一番高額で、集合住宅は大規模になるほど安く設定されています。
人が多く集まる集合住宅ほど接続のための設備を共有できる部分が多いため、コストも低くなるということでしょう。
ちなみに集合住宅の大規模とは16部屋以上、小規模は4部屋以下が目安です。

プロバイダ料金は@niftyの1,000円を始め、どのプロバイダ業社も概ね1,000円前後です。その中でも【BB excite】というプロバイダは月額500円とかなり割安な料金設定です。

一般的なフレッツ光の定額制プランは以上のような感じで月額料金が決まります。定額制のためにインターネットをどれだけたくさん使っても月額料金は変わりません。フレッツ光を利用するユーザーの9割はこの定額プランでインターネット利用していると思われます。

利用状況で上限料金が変わる【フレッツ光ライト】

フレッツ光は上記で解説した定額制のスタンダードなサービスタイプの他に、インターネットを利用した分だけ、つまり利用した通信量によって料金が変わる【フレッツ光ライト】があります。

フレッツ 光ライトは定額と違い、実際に利用した通信量によって料金が変動します。
つまり、たくさん使うと高額な料金になるのでは?と考えるかもしれませんが、それはありません。
フレッツ 光ライトでは上限金額決まっているためどんなにたくさん使っても上限金額を超える料金の請求は来ないのでその点は定額プランと同様に安心です。

そもそもフレッツ 光ライトのサービス内容はインターネットをあまり使用しないライトユーザーに配慮したもので、あまり使わない人が条件次第で定額プランより低料金で利用できるのがセールスポイントです。

フレッツ 光ライトは前項目で解説したように一戸建てか、集合住宅かで基本料金が変わります。一戸建て向けのファミリータイプを例に解説すると、最低料金が2,800円で、最高額となる上限料金が5,800円となります。
通常の定額料金の場合、ファミリータイプは4,800円のため、上限になるまで使うと定額料金よりも割高となり、損です。
このことからもフレッツ 光ライトはインターネットをあまり利用しないライトユーザー向けのサービスであることがわかります。たくさん使う場合は素直にスタンダードな定額プランの方が無難ということです。

そして覚えておきたいのは、フレッツ光ライトはフレッツ光と同様に光回線ですが、通信速度は上りも下りも最大で100Mbpsになります。フレッツ光は現在、最新規格であるフレッツ光ネクストが主流になりつつあり、下りも上りも最大1000Mbps(1Gbps)が実現しています。つまりフレッツ 光ライトはその1割程度の通信速度しか出ません。
しかし100Mbpsでも一昔前のアナログ回線と比べると早く、そもそもライトユーザー向けのプランのためこの速度でも遅いと感じることは少ないと思われます。

フレッツ 光ライトの料金は3段階で上がるように設定されています。
利用する通信量が1ヶ月で200MB以下なら最低料金の2,800円になります。そして200〜1,200MBなら5,200円となり、それを超えると5,800円になります。
この料金は全て一戸建てのファミリータイプの場合の料金です(マンションタイプの料金は後術)

最低ラインの200MBとは、YouTubeのような動画サイトの視聴なら1時間程度、ホームページの観覧なら130ページ程度が目安であると正式アナウンスされています。

フレッツ 光ライトは一戸建て向けのファミリープランの場合、利用手続きから2年間は【フレッツ光ライト もっとライトに!】という割引が適用され、毎月500円の割引となります。

上記の例ではファミリータイプで2,800〜5,800円と記載しましたが、最初の2年は2,300〜5,300円で利用できると考えてOKです。
NTT公式HPの紹介ページでもこの割引が適用されるため、実質2,300〜5,300円で利用可能!と盛んにアピールしている感じです。
※【フレッツ光ライト もっとライトに!】はファミリータイプの時のみに適用される割引プランのためマンションタイプの場合は適用されません。

フレッツ 光ライトのファミリータイプ、マンションタイプ別の料金体系は以下の表にまとめました。表の料金は【フレッツ光ライト もっとライトに!】の割引は度外視します。このためファミリータイプの料金は最初の2年間、表の料金よりも500円安いと考えてOKです。

住居タイプ
通信量
定額プラン
200MB以下 200〜
1200MB
1200MB以上 無制限
ファミリータイプ
(一戸建て)
2,800円 5,200円 5,800円 4,600円
マンションタイプ プラン1
(中規模)
2,000円 3,250円 4,300円 3,250円
マンションタイプ プラン2
(大規模)
2,000円 2,850円 4,300円 2,850円
マンションタイプ ミニ
(小規模)
2,000円 3,850円 4,300円 3,850円

マンションタイプはプラン1が中規模の集合住宅、プラン2が大規模な集合住宅です。ミニは最も規模の小さい集合住宅です。
最も集合住宅の規模が大きいプラン2が利用状況によって最も割安になります。
マンションタイプで規模は違っても最安料金と上限料金は一律に設定されています。
一番右端の定額プランは前項目で解説したスタンダードな定額プランです。

定額プランの料金と見比べるとわかると思いますが、フレッツ光ライトの料金は200〜1200MBの範囲で収まった際の料金が定額プランの料金と同額です。
ファミリータイプは光ライトの方がやや割高ですが、そのぶんは【フレッツ光ライト もっとライトに!】の500円割引でほぼペイされる感じです。

この表からわかるように、フレッツ 光ライトは毎月の利用通信量が、多い時でも1200MBで収まり、200MB使わない月も多い、という利用状況のユーザーにとっては定額プランよりも割安になり、お得です。
ほとんどの月が200MB以上で、1200MBを超えて上限金額に達する月も珍しくない、という場合はスタンダードの定額プランを選択した方が無難です。

まとめ【フレッツ光ライト】は文字通り、ライトユーザー向けの料金プランです

NTTのフレッツ光はプロバイダ料金も込みで月額5,000~5,500円程度で利用できます。これは定額制であり、どれだけ使っても料金は変わりません。
逆に言えばほとんど使わなくてもこの値段です。
これではほとんど使わないユーザーにとっては割高になるため、そのようなライトユーザー向けのプランが【フレッツ光ライト】です。

フレッツ 光ライトは実際に利用した通信量によって3段階に値段が変動します。
利用通信量を一ヵ月で200MB以内に収めるとファミリータイプで2,800円、マンションタイプだと2,000円になります。額面上の料金はファミリータイプの方が割高ですがファミリータイプは【フレッツ光ライト もっとライトに!】という契約から2年間、500円割引となるサービスが適用されます。

一ヵ月の通信量を1200MBまでに収めると従来の定額プランと同じ料金となり、それ以上使うと定額プランよりも割高になってしまいます。
200MBとは動画視聴なら1時間程度、ホームページ観覧なら130ページ程度が目安です。
年間利用を考え、ほぼ毎月1200MBで収まり、200MBで収まりそうな月が数回あるような場合はフレッツ 光ライトのほうが得になるかもしれません。
そしてフレッツ 光ライトは通信速度が最大で100Mbpsでかなり低速な設定となっています。
以上のことから、PCを使わない日の方が多いというライトユーザーでないと恩恵を受けるのが難しい料金プランといえます。

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