フレッツ光ユーザーの引越し 3つの選択と移転のポイント

フレッツ光通信 フレッツ光

現在、フレッツ光を利用している方で、引越しすることが決まった場合、どのような選択肢があるのでしょうか。

フレッツ光を新居でもそのまま使いたいケースもあれば、NTTの光回線を転用した光コラボへの乗り換えも考えられます。

もしくは、より快適な通信環境が期待できるインターネットサービスを新規契約する場合もあるでしょう。

ここでは、フレッツ光のユーザーが引越しをする場合の「考えられる選択肢」について取り上げ、その手続きについて案内するとともに、生じる疑問や不安点などを解消します。

フレッツ光を引越し(移転)する際に気を付けておくべきポイントをまとめていますので、引越しが決まってからでなく、引越しの可能性が出てきた段階でご一読ください。

1.継続利用(フレッツ光 移転手続き)

「フレッツ光」のインターネットサービスに満足している場合で、インターネット環境も含めて引越ししたいと考えている方は、次の「移転手続き」を行なってください。

引越し先でも割引対象サービスを利用する場合、現在適用中の長期割引をそのまま継続させることができます。

移転手続き① NTTへ連絡

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)、移転先住所、ひかり電話や加入電話等の電話番号情報など

  • 連絡先

インターネットでも手続き可能です(下記リンクを利用)。
NTT東日本
NTT西日本

移転手続き② プロバイダへ連絡

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)、移転先住所などの情報

  • 連絡先

利用明細書などに記載されているお客様窓口へ電話し、「移転希望」を伝達

2.別事業者と新規契約(フレッツ光 解約手続き)

現在のフレッツ光よりも最適なサービスを見つけ、その事業者と新たな契約をイメージされている方は、まず先に新規契約予定の事業者に「利用開始のタイミング」や「開通の可否」、「利用料金」、ひかり電話などの「オプションサービス」などについて正しく確認します。

ご自分の条件にマッチしていることを確認した後、以下の「フレッツ光の解約手続き」に進んでください。

解約手続き① NTTへ連絡

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)、ひかり電話や加入電話等の電話番号情報など

  • 連絡先

0120-116-116へ電話し、「解約希望」を伝達
NTTのフレッツ光を解約するタイミングによっては、最低利用期間や契約の満了月、更新月などの兼ね合いで、解約金(違約金)が発生する可能性があります。

また、初期工事費用を分割払いしている途中の解約であれば、初期工事費用の残債分を一括払いする必要も出てきます。

担当のオペレーターに確認して、気持ちよく解約できるようにしましょう。

解約手続き② プロバイダへ連絡

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)などの情報

  • 連絡先

利用明細書などに記載されているお客様窓口へ電話し、「解約希望」を伝達。

NTTを解約すると自動的にプロバイダも解約になると思われている方もおられますが、あくまでも回線事業者のNTTと、接続サービス担当のプロバイダ事業者は別の会社組織です。

この点は正しく理解しておかないと、NTTとの回線契約が既に存在していない状態にもかかわらず、プロバイダの利用契約は残してしまうようなことになり、数か月にも渡り「無駄払い」をし続けることにもなり兼ねません。

必ず、プロバイダはプロバイダで別途解約するようにしてください。

また、プロバイダとの契約についても、各事業者によって解約金(違約金)の設定があります。

オペレーターに正しく確認し、必要に応じて解約金(違約金)をお支払いください。

3.「光コラボ」転用(フレッツ光 転用手続き)

NTT東西各社が所有する光回線を、別の事業者が借りてサービス展開する「光コラボレーション」も大きな広がりを見せています。

「ドコモ光」や「ソフトバンク光」「OCN光」など、引越しを機に「光コラボレーション事業者」に乗り換える場合は、次の手順に沿って手続きしてください。

転用手続き① NTTへ連絡

以下のものを準備して、「転用承認番号」を取得してください。

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)などの情報

  • 連絡先

NTT東日本 … 0120-140-202へ電話し、「光コラボレーションでの転用希望」を伝達
NTT西日本 … 0120-553-104へ電話し、「光コラボレーションでの転用希望」を伝達

転用手続き② 光コラボレーション事業者へ連絡

  • 準備物

ご希望されている光コラボレーション事業者へ連絡し、手順1で取得した「転用承認番号」を伝えます。
「引越しと同時に光コラボの転用をイメージしていること」も伝えておきましょう。
工事費や開通のタイミングなど各事業者の案内に従ってください。

転用手続き③ プロバイダへ連絡して解約

  • 準備物

契約者名、お客さまID(回線ID)などの情報

  • 連絡先

利用明細書などに記載されているお客様窓口へ電話し、「解約希望」を伝達。

※手順3は、現在契約中のプロバイダとは別の事業者と「光コラボレーション」の契約を行なう時の手続きです。

現在契約中のプロバイダ事業者で「光コラボレーション」を利用する場合、この作業は必要ありません。

NTTの移転工事費は、初期工事費用の半額が目安

通常、NTT東西でフレッツ光を新規契約する場合には、新規工事費(戸建て:18,000円、集合住宅:15,000円程度)が必要になります。

移転手続きの場合には、開通工事自体は発生しますが、通常は次のように工事費割引が適用され、初期工事費用の半額程度の費用で済みます。

下記はNTT東日本の公式ホームページで、割引適用後の移転工事費として掲載されているものです。

工事が土日祝に実施される場合は、さらに3,000円の追加料金が必要になります。
契約時期や、引越し先の設備状況によっては移転工事費が異なってくる場合もありますが、目安としてはこれくらいの費用負担となります。

(出典:NTT東日本公式ホームページ

移転工事費の金額は、上記のNTT東日本と同額となっています。

割引期間が4か月程度に限定して定められているものの、“申し込み受付期間については延長される可能性があります”とも記載されていることから、おそらく、この金額が移転工事費として継続していく可能性が高いと判断できます。

よって、NTTの移転工事費は、NTTの新規工事費用の半額程度と情報整理しておけば問題ないでしょう。

※NTT東日本とNTT西日本との間での移転手続きは不可能
※NTT東西をまたぐ引っ越しの際は「解約」となる

NTT東日本とNTT西日本は、同種のサービスを提供していますが、厳密には別会社となっています。
このため、NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ引越しする場合(また逆の場合も)、移転手続きでなく、解約した後に新規契約することになります。

下記でNTT東西のエリアの区分けをご確認ください。

(出典:NTTグループホームページ http://www.ntt.co.jp/product/category/area.html)

富山県や岐阜県、静岡県、愛知県などが特に微妙なエリアになりますが、これらはNTT西日本管轄となっています。
よって、たとえば、愛知県から大阪府に引っ越しする場合、移転手続きが可能ですが、愛知県から東京都へ引っ越しするような「NTT東西をまたぐ引越しの場合」については、移転手続きが行なえないということになります。

では、事項でデメリットについて考えてみましょう。

NTT東西をまたいだ継続利用 デメリットと打開案

①契約期間に応じ、解約金が必要になる可能性がある

NTTの東西をまたいだ引越しの場合は、通常は解約になりますので、利用期間やタイミングにより違約金(解約金)の対象となり得ます。

別会社なので仕方ないとは言え、引越し先でもNTTの光回線を利用したいと考えている場合は、非常にストレスを感じることでしょう。

打開策.「光コラボ」で解約金を回避するという手段

「光コラボレーション事業者への転用」をうまく活用し、NTTとの契約を解約でなく、光コラボへの転用とすることで、解約金を回避できる可能性があります。

実は、NTT東西では、「解約」でなく「転用」を選択した段階で「違約金の対象外」となります。

たとえば、「ドコモ光」などであれば、東西といった区切りはありませんので、フレッツ光の契約を転用という形で「ドコモ光」などに置き換えれば、解約金を回避して東西をまたげます。

直接的なNTTとの契約ではありませんが、NTTの光回線を使用したインターネットサービスですので、過度に契約者数が込み合っているような状態でなければ、引越し前とそれほど大差のない利用環境が確保できます。

各光コラボレーション事業者に予め相談をし、問題なければ「光コラボの転用手続き」を実施してください。

②新規工事費が設定され、移転工事費の2倍程度の費用負担となる

通常、NTTの移転手続きを実施すれば、工事費が割り引かれ、新規工事費の半額程度に費用負担が抑えられます。
ところが、NTT東西をまたいでしまう場合は、解約扱いになりますので、実質工事費が2倍程度かかってしまうということになります。

打開策.「NURO光」「auひかり」など、NTTとは別の事業者への乗り換えも視野に入れる

高額な新規工事費の負担が生じるような場合、あえてNTTの「フレッツ光」に固執しなくても、地域によっては、より良いサービスが提供されている可能性もあります。

たとえば、NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するインターネット接続サービスですが、通信速度が下り最大2Gbpsと、フレッツ光よりも高速のサービスを提供しています。

関東エリアに限られたものになりますが、条件が合致する場合、より快適な利用環境の確保につながる可能性もあります。

「auひかり」でのキャッシュバック情報なども視野に入れ、柔軟に最適なものを選択すると良いでしょう。

③NTT東西の各会員制プログラムのポイントは消滅する

フレッツ光メンバーズクラブ(NTT東日本)やCLUB NTT-West(NTT西日本)で所有しているポイントについては、NTT東西をまたぐ場合、消滅してしまいます。
解約手続きが完了すると、もうポイントは無くなってしまいますので注意が必要です。

打開策.解約が決定しているのであれば、貯まったポイントは事前に使い切ろう

ポイントが失われてからでは後の祭りです。
事前に貯まっているポイントがいくらあるのかを確認し、解約の前までに全て使い切ってしまいましょう。

移転手続きは、引越しの一か月前くらいまでに終わらせよう

NTT西日本の公式ホームページでは、以下のようなQ&Aが掲載されています。

Q. 引越しの際は、いつごろ申し込みをすると引越しした直後から使えますか?

A.  お申し込み完了後、概ね1週間~2週間程度でご利用可能となりますが、設備状況や工事の混雑状況によりご利用までの期間が長くかかる場合がございますので、お引越し日がお決まりになりましたらお早目にお申し込み下さい。
(出典:NTT西日本公式ホームページ http://qa.flets-w.com/faq/show/2547)

ここでの“概ね1週間~2週間程度”という言葉については、過信しすぎないようにご注意ください。

たとえば3月の引越しシーズンなどは、当然のことながら移転工事数も増えることが想定されます。
これが上記の“工事の混雑状況”に該当しています。

時期がどういうタイミングであるかは一旦除外し、引越しが確定した段階でNTTへ連絡をしてみるなど、移転手続きの実施前に何かしらのアクションを取ることをオススメします。

そして、遅くても一か月前には移転手続きを終え、工事日などの最終調整のみを残す状態にまで持っていくと良いでしょう。

インターネット接続サービス戦国時代の確かな選択

スマートフォンの爆発的な普及や、インターネットと物とがつながる「IOT」の加速、東京オリンピック開催にむけたインフラ整備の拡充などもあり、現在のインターネット環境は日々様変わりしています。

通信速度一つをとっても、フレッツ光の主力サービスの「最大通信速度1Gps」は、もはや固定のインターネット接続サービスの基本通信速度とも言える実情があります。

引越しというタイミングを機に、今一度各社のインターネット接続サービスの情報を整理していただき、ご自分にとって最適なプランをご選択ください。

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