光回線シェアナンバーワンの「フレッツ光」と、プロバイダの中でシェアナンバーワンのOCNが運営する光コラボレーション「OCN光」。(※出典1)
どちらも日本の光通信を代表するサービスですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
フレッツ光とOCN光について、徹底的に比較してまいります!
※出典1:株式会社MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2017年3月末時点)」
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=243
フレッツ光・OCN光、それぞれの利用する光回線とプロバイダは?
フレッツ光とOCN光。それぞれにおいて使用できるプロバイダを見てみましょう。
フレッツ光では数多くの選択肢からプロバイダを選べる
フレッツ光では、ほとんどのプロバイダに対応しています。
ただし、回線プランやお住まいの地域によっては利用できないプロバイダもありますのでご注意ください。
また、プロバイダによってはフレッツ光とのお得なセット料金や利用料割引キャンペーンを提案していることもありますので要チェックです。
販売代理店によっても、独自のキャンペーンを実施していることもありますよ。
OCN光のプロバイダはOCNのみ
OCN光も利用する光回線はフレッツ光と同じものです。
ただし、プロバイダはOCNのみとなりますので、フレッツ光のように自由に選ぶことはできません。
OCN光もフレッツ光のようにお得なキャンペーンを実施している販売代理店がありますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
フレッツ光とOCN光の回線速度は違う?
フレッツ光とOCN光。いずれも光回線としてフレッツ光の1Gbpsと同じ回線を利用しますので、最高回線速度は上り下り共に同じ1Gbpsです。
まだ、ギガ対応の回線を利用していない人や高速通信に対応していない機器を利用している人は、フレッツ光の正規販売代理店やOCNの販売代理店で相談してみるのもオススメです。
フレッツ光・OCN光、それぞれのスマホのセット割
携帯電話やスマートフォンとのセット割があると、通信料金を安くできますのでお得ですよね。フレッツ光とOCN光ではセット割の提供はあるのでしょうか。
フレッツ光ではセット割の提供はなし
フレッツ光ではセット割の提供はしていません。
どのプロバイダを選んでもセット割は利用できませんので、携帯キャリアに関わらず同じ料金が適用されます。
OCN光の「OCNモバイルONE」でスマホ通信量が格安に!
OCNモバイルONEに申し込むと、データ通信専用なら月額料金が税抜き900円~、音声通話対応でも月額料金税抜き1,600円~でスマートフォンが利用できます。
高速LTEかつNTTドコモのLTEとFOMAの両エリアに対応していますので、通信環境も快適ですよ。
OCNモバイルONEを利用するとOCN光とのセット割が適用!
OCNモバイルONEを利用すると、スマートフォンの通信料金を格安で利用できるようになるだけでなく、OCN光とのセット割(OCN光モバイル割)が適用されて、スマートフォン端末1台当たり月々税抜き200円、最大5台(月々税抜き1,000円)の割引を受けられます。
家庭だけでなくモバイル端末もお得に利用したい人は、OCNモバイルONEとOCN光モバイル割の組み合わせは見逃せませんよね。
料金がお得なのはフレッツ光とOCN光のどちら?
フレッツ光は光回線の料金とプロバイダ料金を別々に支払います。
そのため、選択するプロバイダによって合計支払い額が変わってきます。
一方、OCN光は光コラボレーションサービスですので、光回線の料金とプロバイダの料金がセットになっています。
通信速度が上り下りともに1Gbpsのタイプのプランを各割引適用後の料金で比較してみましょう。尚、フレッツ光のプロバイダはOCNで試算しています。
<戸建て住宅タイプ>
NTT東日本フレッツ光 | NTT西日本フレッツ光 | OCN光 | |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 5,700円 | 5,400円 | 6,200円 |
プロバイダ料金 | 1,100円 | 1,100円 | - |
割引額 | 1,100円 | 1,590円 | 1,100円 |
スマホ割(OCN光モバイル割) | - | - | 200円~1,000円 |
合計料金 | 5,700円 | 4,910円 | 4,100円~4,900円 |
※NTT東日本はフレッツ光ネクスト・ギガファミリー・スマートタイプ、NTT西日本はフレッツ光ネクスト・ファミリースーパーハイスピードタイプ隼で試算。
※NTT東日本の割引はギガ押し割引とにねん割、マンスリーポイント(1年目)の各種割引を適用。NTT西日本の割引は光もっと2割を適用。OCN光は2年自動更新型割引を適用。
※料金はいずれも税抜き価格。
<集合住宅タイプ>
NTT東日本フレッツ光 | NTT西日本フレッツ光 | OCN光 | |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 3,350~4,350円 | 3,200~4,500円 | 4,700円 |
プロバイダ料金 | 900円 | 900円 | - |
割引額 | 400円 | 670円~1,080円 | 1,100円 |
スマホ割(OCN光モバイル割) | - | - | 200円~1,000円 |
合計料金 | 3,850~4,850円 | 3,430~4,320円 | 2,600円~3,400円 |
※NTT東日本はフレッツ光ネクスト・ギガマンション・スマートタイプ、NTT西日本はフレッツ光ネクスト・マンションスーパーハイスピードタイプ隼で試算。
※NTT東日本の割引はギガ押し割引とにねん割、マンスリーポイント(1年目)の各種割引を適用。NTT西日本の割引は光もっと2割を適用。OCN光は2年自動更新型割引を適用。
※料金はいずれも税抜き価格。
2年以上利用するなら、NTT東日本エリアの人はOCN光、NTT西日本エリアの人はフレッツ光がお得と言えますね。
ですが、スマホ割(OCN光モバイル割)を適用するなら、いずれのエリアにお住まいの人もOCN光がもっとも安くなります。
OCN光などの光コラボレーションに転用する場合の注意点
フレッツ光からOCN光などの光コラボレーションに転用するときは、フレッツ光で「にねん割」や「光もっと2割」等の期間契約を結んでいても解約金は一切請求されません。
ただし、次の場合には料金の一括払いや違約金を請求されることがありますのでご注意ください。
- 回線工事料金の分割払いがまだ終わっていない場合
- プロバイダを解約する場合
まとめ:エリアと住宅種別によってフレッツ光とOCN光のお得さも変わる!
NTT西日本エリアの戸建て住宅にお住まいの人なら、OCN光よりもフレッツ光の方がお得に利用できます。
一方、NTT東日本エリアの戸建て住宅にお住まいの人は、フレッツ光よりもOCN光の方がお得な料金となるケースが多くなります。
ですが、いずれの場合もOCNモバイルONEの確約スマホ端末を利用するなら、通信費の合計(インターネット+スマホ)を大幅に削減することができます。
プランが多くてどれを選んで良いか迷ってしまう人は、お気軽にフレッツ光販売代理店やOCN光の販売代理店に問い合わせてみてくださいね。
個人個人に合わせた最適なプランや利用できる割引等を教えてもらうことができますよ。
また、代理店経由で申し込むなら、月々の料金がお得になるだけでなく、契約時にキャッシュバック等のキャンペーンを利用できることもあります。